Story.1|タイで働く20代女性 | タイキャリ

Story.1|タイで働く20代女性

このままでいいのかな?
もっと違う環境で、自分を試してみたい。
でも、本当に海外でやっていけるのかな・・・・

求人ページを開いて、閉じる。
気になる仕事を見つけて、保存だけしておく。
応募ボタンの前で、手が止まる。

海外で働いてみたい気持ちはある。
でも、まだ自信がない。

英語が完璧じゃない。
タイ語なんて話せない。
現地採用って、本当に大丈夫なのかな。

不安を数え始めると、きりがない。
でも、本当はもう気づいている。

不安なのは、やってみたい気持ちがあるから。
迷っているのは、今の自分を変えたい気持ちがあるから。

最初の一歩は、大きな決断じゃなくてもいい。
自分に合う仕事を探してみる。
経験が活かせる職種を知ってみる。
誰かに話を聞いてみる。

それだけでも、人生は少し動き始める。

今すぐ転職しなくてもいい。
すぐに海外へ行くと決めなくてもいい。

ただ、選択肢を持つこと。
自分にはどんな可能性があるのかを知ること。

それが、未来を変える最初のきっかけになる。

迷っているのは、あなただけじゃない。
怖いと思うのも、自然なこと。

でも、少しでも気になるなら、
その気持ちは、きっと大切にしていい。

海外転職は、特別な人だけのものじゃない。

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最初から語学が完璧な人ばかりではない。
最初から海外生活に慣れている人ばかりでもない。
多くの人が、不安を抱えたまま一歩を踏み出している。

そして今朝も、彼女はBTSに乗ってオフィスへ向かう。

窓の外には、日本とは少し違う街の景色。
聞こえてくる言葉も、空気も、働く人たちの価値観も違う。

東京ほど歩くのが早くない人たちの流れにまぎれて、
オフィスまでの道を歩く。

この熱気。
この排気ガス。
この街にあふれる、人々のエネルギー。

バンコクに来てから、何度も圧倒されてきた。

今日は、本当に暑い。
気温も、人も。

仕事では、折り合いをつけなければいけないことが多い。
伝えたつもりでも、うまく伝わらない。
営業職なのに、自分の言葉が足りなくて、悔しくなる日もある。
思うように動けない自分に、イライラすることもある。

それでも、わたしは思う。

一歩踏み出した自分を、ちゃんと応援したい。

東京にいたら、きっと見えなかった世界がある。
同じ日系企業でも全く違った文化がある。
ここに来たから、出会えた人がいる。
あの時、チャレンジしたからこそ、つながったご縁がある。

不安が消えたわけじゃない。
迷わなくなったわけでもない。

それでも、今のわたしは、
あの時の自分に言ってあげたい。

踏み出してよかったよ、と。

公開日|2026年7月1日(2026年7月1日更新)

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